EMエコだより
10月20日菌ちゃん先生講演会
2024-10-02 (水)
目指そう!「オーガニック給食」第2弾 入場料無料
北広島市芸術文化ホール (JR北広島駅東口出口徒歩1分)
12時30分 開場 13時00分 挨拶
13時10分 石川文雄氏 講演「ピンピンコロリ社会をめざして」
13時50分 映画「夢みる給食」上映
15時20分 休憩
15時30分 吉田俊道氏講演 「有機農家だからわかった 地球とつながって健康になる方法」
17時00分 閉会
主催 NPO法人北海道EM普及協会
後援 北広島市 北広島市教育委員会 FFC北海道
10月20日(日)上映会&講演会開催 駐車台数に限りがありますので、出来るだけJRの ご利用をお願いいたします。 なお、隣接する市営東駐車場をご利用の場合、施設 の認証を受けると2時間まで無料。 以降1時間毎に150円課金となります。
申し込み先 e.m.eco.yoshi@kfd.biglobe.ne.jp
PFAS汚染は、米軍基地と太陽光パネル
2024-08-29 (木)
道新9日6面「電力自給率70%を目指せ」の見出しで、再エネと蓄電池の活用を促していました。
現状並みに原発依存の電源構成を見直すことには賛同できますが、太陽光発電に関しては、大きな問題があります。
製造工程での電力消費のみならず、廃棄時の化学物質処理です。
太陽光パネルに鉛、カドミウム、ヒ素などの有害物質が含まれていることに加え、太陽光パネルの大部分は耐久性を確保するために外層に有害で非常に残留性の高い PFAS 化学物質が使用されていることが一般に告知されていないようです。
同じ9日31面に「安平川PFAS原因特定できず」の見出しもありました。
周辺事業者にPFASの使用や処理の実績がない、とのことから、太陽光パネルからの流出が疑われます。
沖縄県では、米軍基地が使用する泡消火器のPFAS汚染が疑われる地下水源への影響が問題視されながら、遅々として調査さえ進まず、「命の水」が汚染され続けています。
仮定で使用されているテフロン加工のフライパンにも含まれています。
便利なものには何かが潜んでいる。
PFAS厳重警戒です。
オーガニックフェスタin早来学園
2024-08-06 (火)
8月3日、昨年、北海道で初めてオーガニックビレッジ宣言をした早来町の早来学園での講演会に参加しました。
二人のフランス人、栄養士さんと調理師さんのフランスでのオーガニック給食への取り組みについての話を箇条書きにしてみました。
・始まりは、子供たちの給食が企業の作る超加工品と呼ばれるもので、見た目に何が入っているのか得体の知れない美味しくないものだったこと。
・母親として子供を守るために栄養士の資格を取り、市長選挙の候補者へオーガニック給食を実践する公約を認めさせ、当選後に、貧困層の多い地区の小学校を実験校と決めてスタートさせた。
・栄養士、調理師数十人規模を組織化し、オーガニック給食の取り組みを始める学校への指導体制を作り上げた。
・周辺にはオーガニックへの意識が高い若い農家たちが存在していて、農産物の調達はスムーズに運んだ。
・給食のメニューも大幅に変更して、生産過程で環境に大きな負荷がかかる牛肉などの肉類を減らし、植物性たんぱくである花豆やひよこ豆などの豆類を増やすことで、コスト削減にもつながった。
・都会育ちの子供たちと生産者である農家の人たちとの交流が出来るようになった。
・それまでは、大手食品会社から届く給食を温める作業だけであった給食のおばちゃんたちは、美味しいものを子供たちに作ってあげる喜びに満足し、子供たちは美味しくなった給食に満足し、食べ残しが大幅に減った。
・さらに、それまでは、糖分の多い給食であったため、血糖値の急激な上昇下降で午後からの授業では覇気が無くなっていたのが、集中力が持続するようになった。
この二人の講演の後に、パネルディスカッションが行われ、早来町が目指す町作りに関しても町長さんから話がありました。
また、生産者の方の話も聞けて、新規就農者6組も自立させていることなど、周りのサポート体制が整っていることにも驚きました。
非常に有意義な時間を過ごさせてもらいました。
柔道混合団体ルーレット
2024-08-06 (火)
3勝3敗からの決勝戦がルーレットで決められ、ネット上では疑惑の声が上がっている。
「1964年東京五輪で初めて正式種目となった柔道は、軽量級、中量級、重量級、無差別級の4種目が実施された。結果は軽、中、重量各級では順当に日本人選手が金メダルを獲得したが、無差別級では本家の期待を一身に背負った神永昭夫が、決勝でヘーシンクに敗れた。」(ネットから)
無差別級とは、柔道家の最強を決める場であり、まさに日本が負けてはいけない戦いであった。
今回のルーレットで最重量級に勝負が託されたことは、まさに、世界一を決めるにふさわしい場面になったのだ。
もし、斉藤立選手が勝っていたなら、より大きな感動を生んだであろう場面だったのだ。
疑惑を抱くよりも、今の柔道界最強はリネール、そして、フランスなのだということを肝に銘じて祝福をしなければならない。
ちなみに、1964東京五輪で神永が負けたことは国際化を進めたとあった。
「日本の柔道が世界のJUDOになった瞬間であった。オリンピックでの正式種目としての実施、そしてヘーシンクが日本人選手を破って金メダルを獲得したこと、この2つの事実が重なったことがその後の柔道国際化の嚆矢となったのは間違いない。
もし無差別級でも神永が勝ち、4種目を日本が独占していたならば、国際化の動きは鈍っていたのではないかといわれている」
太陽光パネル
2024-08-04 (日)
鉛、カドミウム、ヒ素、セレンなどの有害物質が含まれていることは日本でも知られていますが、太陽光パネルの大部分は耐久性を確保するために外層に有害で非常に残留性の高い PFAS 化学物質が使用されていることや太陽光パネルの PFAS 廃棄物処理に関して、資源エネ庁や環境省の一般向け文書にも記述は見当たりません。
コオロギ食
2023-04-19 (水)
食料自給のための政策?なのか、最近、昆虫食がブームになっているようだ。数百億円の助成金も出ているようで、ネットの声を拾い集めてみました。
*環境面から見ると、
家畜の体重を1キロ増やすために必要な飼料は鶏で2.5キロ、豚で5キロ、牛で10キロだが、コオロギはわずか1.7キロ。8割が食べられるコオロギと比べ、鶏と豚は5.5割、牛は4割にとどまり、コオロギの飼料効率は鶏の2倍、豚の4倍、牛の12倍に及ぶという。
*食品安全委員会は、2018年9月、EFSA(欧州食品安全機関)が公表した「食品としてのコオロギのリスクプロファイル」の文書を紹介しており、そこでは「懸念」として
(1)総計して、好気性細菌数が高い。
(2)加熱処理後も芽胞形成菌の生存が確認される。
(3)昆虫及び昆虫由来製品のアレルギー源性の問題がある。
(4)重金属類(カドミウム等)が生物濃縮される問題がある。
としている。
*上記の懸念に対して、安全性を唱える側は、次のように述べています。
(1)については、好気性細菌は、動植物すべての食品に含まれており、加熱して殺菌して食べています。加熱殺菌しないことにより、ユッケの食中毒死亡事件とか、鳥刺しで食中毒とか、しばしば問題が生じています。好気性細菌が怖いというのは、昆虫食だけの問題ではありません。
(2)も一般食品と同じで、芽胞形成菌が生き残っている加熱食品は多数あります。レトルト食品の条件(120℃以上で4分間以上の加熱)であれば、芽胞形成菌は死にますが、そんな加熱をしていない食品は多数あって、私たちは普通に食べています。コオロギだけが、という話ではないのです。
(3)については、これが昆虫食の最大の問題だ、と多くの科学者が指摘しています。甲殻類アレルギーを引き起こすアレルゲンと同じタンパク質やよく似たタンパク質を昆虫も持っていることが多いためです。 ただ、アレルギーを持つ人がいるから甲殻類は危険だ、とは言いません。そういう体質の人は食べないようにするが、平気な人は食べる、ということが社会的に合意されています。昆虫食も同じで、これは『危険だ』という主張の根拠にはならないと思います。
(4)も、ほかの生物も同様で、生物濃縮は起きます。どんな餌を食べさせて飼育するか等により変わります。 ここで指摘されていることは、すべての食品について共通して言えることです。現在のコオロギだけが、こうしたリスクを抱えているととらえるべきではありません」
現在、食用として提供されているコオロギは管理下で飼育されたものですので、雑食している野生のコオロギとは別物です。 個人的には、鳥刺しや鳥たたき、中が生焼けのハンバーグなどのほうが圧倒的に危ない、と思います。個人的な嗜好として昆虫を食べないと宣言するのは勝手ですが、安全性については科学的に判断してほしいし、間違った情報を流してほしくないですね」
*実際に様々な企業が開発、販売を実施しています。
・NTT東日本が食用コオロギを展開する徳島大学発のスタートアップ「グリラス」とのコラボを発表。
・食用コオロギを生産し、チョコや豆菓子などの食品に加工して販売するエコロギー
・良品計画の「無印良品」が発売「コオロギせんべい」
・パンなどのコオロギ粉末を混ぜこんでミネラル強化と謳うファミリーマート
*嫌だという意見
・安全性が問題な訳では無い。問題は今まで食べる文化のなかったゲテモノを、環境だの何だの崇高な理由をつけて食べさせられる、これが問題。食べたい奴だけが食べればいい、自分は絶対に食べない。日本には大豆と言う優秀な植物性タンパク源があるし、インドに数多くいるベジタリアンも豆(と乳製品)を主なタンパク源としているのに、何故これらを差し置いてコオロギを激推しするのか理解できない。
・そんなお金があるのなら、北海道でドバドバ捨てている手間と愛情のかかった安全な牛乳を、バター.チーズ.スキムミルクなどに加工する工場を作れば良い。
・私の地域は田舎なので周りは田んぼが多い、でも、米を作っていない田んぼも多数ありそこでもっと米を作ってほしい。
わざわざコオロギ食べなくても空いてる田んぼで米を作って、そのまま食べなくても米粉にすれば汎用性もあるし、本当に食料不足ならそれで賄えるでしょう。アレルギーに注意すべき?それ以前の話。
第九条
2023-04-19 (水)
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
「近隣国の有事があれば、敵基地攻撃も考えられる」
米国の古い武器を保有することで、抑止力となると考えているならば、全くのトンチンカンと言わざるを得ない。
九条に反することは勿論、もしも、攻撃してしまったなら、日本は国として成り立たなくなることも明白。
相手国は核兵器を用いなくても、各地の原発にミサイルを撃ち込むだけで、日本は壊滅状態。
食料、エネルギー、農業工業資材、すべてが枯渇し、自給できるのは唯一放射能に汚染された水だけ。
明治初期まで時代を遡り、国民の大多数が農業に携わり、粗食に耐えても国体を維持できないであろう。
小松左京ではないけれど、「日本沈没」である。
「反撃能力」イコール「使えぬ無駄な鉄くず」に過ぎないのだ。
勇ましい政治家たちは、国民を豊かにする政策よりも重くて振り回せない斧を保有することが重要のようで、仮定の話にはお答えしない、とおっしゃることは、先が見通せない、と言うのと同じ。
これからは、北朝鮮のミサイルや台湾有事、ロシアの侵略などの様々な恐怖におびえることなく、冷静な目でおかしな情報を視て行かなければならない。
テフロン加工 ネットより
2023-04-19 (水)
オーストラリアを拠点とする研究チームは、焦げ付き防止の調理器具から放出される可能性のある粒子を数えるアルゴリズムを開発し、テフロン・コーティングに小さなひびがひとつ入っただけでも、潜在的に有害な何千もの粒子を放出する可能性があることを示しました。
かつてはテフロン加工に PFAS の一種である PFOA が使用されていましたが、2013年に PFOA の有害性が示されたため、現在、テフロンは”新世代の PFAS”で製造されているが、その中には PFOA と同様の健康リスクに関連しているものもあるとしています。
これらの粒子の一部は必然的に食品に含まれるため、キッチンで安全な調理器具を選択することが重要であると研究者らは結論付けており、本記事は、セラミックコーティングされた調理器具はテフロンに代わる PFAS フリーの代替品として人気が高まっているとしています。
コウノトリ育む農法
2023-04-19 (水)
兵庫県豊岡市では、1971年に姿を消したコウノトリでしたが、市民の協力の下、1965年から人工飼育に取り組み、2005年に初めての放鳥に成功、その後、コウノトリが自然産卵するまでになり、2021年夏には野外生息数263羽まで増えてきています。
この成功は、個人の力だけでは難しい面があります。地域の全面的な協力があってこそのコウノトリの復活がなされたのだと思います。
道内では、長沼町において2014年に「舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会」が設立され、最近では北広島市の遊水地でのタンチョウ目撃も報告されるようになりました。
全道への繁殖地の拡大は為されていませんが、確実に各地への飛来数は増えているようです。農薬を使用しない田畑が増えれば、自然環境の生物多様性が進み、身近にタンチョウを観ることが出来るかもしれません。市民の意識が向上すれば、自治体の予算の確保も容易になるでしょう。
そして、最も重要なのが、無農薬栽培技術の向上でしょう。農家の方々の大きな努力が必須であることは間違いありません。EMが少しでも役に立つことを信じて、前進あるのみです。
アムリタファームさん
2023-04-19 (水)
オーガニックフェスタ 2023 身体に美味しい 農産物コンテストのトマト大玉部門で最優秀賞を受賞